東京都千代田区富士見2丁目17−1
2018年9月23日(日)に、3年に1度(!?)のJenkinsの祭典、Jenkinsユーザ・カンファレンス 2018 東京を開催いたします。
基調講演に川口耕介さん(@kohsukekawa (https://twitter.com/kohsukekawa))をお迎えし、Jenkins界隈の近況に加え、直前に開催されるDevOps/JenkinsWorldからのホットな情報をお話いただく予定です。
OSSプロジェクト “Jenkins X” のプロジェクトリードする、James Rawlings さんの講演もあります。(逐次通訳:川口耕介さん)
参加費は無料です。
マジセミからは、このイベントに150名をご案内いたします。
Jenkins開発者 川口耕介さんの話しを直接聞ける貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。
主催スタッフ一同、皆さんとお会いできる事を楽しみにしております。
CloudBees, Inc. 川口耕介 (@kohsukekawa)
The creator of Jenkins. CloudBees CTO.
Jenkinsは、2004年から始めたのでもうすぐ15年に届く長寿プロジェクトになりました。Gartnerのハイプ曲線的にいうと成熟期に入って、昔ほど耳目を集めることはなくなった気もしますが、その分インストールベースは着々と成長をつづけ、より広く浸透して世の中を様々なソフトウェア開発の現場を広く支える存在になったと思っています。
そんなJenkinsですが、実は2018年は未だかつてない興奮にみちた一年を迎えています。というのも、色々な面白いプロジェクトが目白押しだからです。
– たゆまぬ前進を続けるパイプライン機能とユーザーインターフェースの革新(Blue Oceanプロジェクト)
– Jenkinsの設定自体に継続的デリバリが適用できるようにするConfiguration as Code
– Jenkinsを手動アップデート不要のアプライアンスにするJenkins Evergreen
– クラウド環境を活用してスケーラビリティや障害耐性を格段に向上させるCloud Native Jenkins
– Kubernetesをターゲットにしたマイクロサービス・ウェブアプリ開発を超絶簡単にするJenkins X
ぜひこれらの革新を皆さんにも知ってもらいたくて、Jenkinsユーザ・カンファレンスでは時間の許す限り僕はこの話をする予定です。またJenkins Xチームのリーダーの一人であるJames Rawlingsも来日してくれることになっています。
そういえば、最近Jenkinsってどうなっているのかあんまり聞いていないな、と思いませんか?3年前と同じ使い方しかしていないな、と思いませんか?
ぜひ、今月23日のJenkinsユーザ・カンファレンス東京に参加して下さい。今までとはひと味違う、本物のJenkinsをお見せしますよ!
川口耕介のブログ:「Jenkinsユーザ・カンファレンス東京をやります」より抜粋
James Rawlings (逐次通訳:川口耕介)
OSSプロジェクト “Jenkins X” のプロジェクトリード。
ソフトウェア自動化やクラウドにpassionを持ち、継続的に、Kubernetesの開発者体験を改善する方法を追い求め、チーム開発のスピードアップを可能にしてきました。
すべてのメジャーなクラウドプロバイダーがマネージドKubernetes を提供しているとおり、今や開発者にとって、Kubernetes は業界標準と言えるでしょう。Kubernetesの登場により、自動化され、一貫性を保った方法で多様なアプリケーションをビルド、パッケージ、デプロイすることが可能となり、開発者は開発そのものに集中できるようになりました。
これは同時に、innovative なオープンソースの世界が、クラウドネイティブなプロジェクト、開発ツールに取り組んでいることも意味します。それによって、我々はクラウドの利点を更に活かすことが可能となります。このセッションでは、最新のbest of breadな技術を、書籍Accelerate (Nicole Forsgren, Jez Humble and Gene Kim著) から引用した機能と結びつけながら、新たなOSS project である “Jenkinx X” をお見せします。この書籍(Accelerate) は、DevOpsワールドの刺激的なオピニオンリーダーやデータサイエンティストによって導かれた、現実のチームから集められた何年にもわたるデータに基づいたアドバイスを含んでいます。数枚のスライドの後に、いかにして “Jenkins X” を使ってタスクを完了させていくか、をデモを交えながらお話しします。
– あなたが選んだクラウドで、あなたのJenkinsを簡単にセットアップ
– 自動化されたCI/CDにより、マイクロサービスの新規開発を素早く開始
– 既存のプロジェクトを自動化されたCI/CDにインポート
– 会話的なPull Requestを活用し、CIワークフローをコントロール
– Pull Requestにより、CIをトリガー、環境をプレビュー、承認、そして完全な継続的デリバリーによるリリース
– helm chatsやGitOpsを通じて、テスト環境、ステージング環境、一時的な環境、本番環境に自動的にプロビジョニングこのセッションに参加された後には、どんな言語やクラウド、kubernetes クラスターであろうとも、クラウド ネイティブなやり方で CI / CD を実践し、フルスピードで開発ができるようになることでしょう!
さぁ、もっとスピードをあげていきましょう!
Google Cloud カスタマーエンジニア 岩成祐樹 (@yuki_iwnr)
Google Cloud カスタマーエンジニア。
Google Cloud Platform の導入支援やセミナー等の登壇を通して GCP を日本のお客様に広めるための活動を行なっている。また、Jenkins に関するコミュニティ活動などにも取りんでいる。
Google Kubernetes Engine は、コンテナ化されたアプリケーションをデプロイ、管理するためのマネージド環境です。また、Google Cloud Platform には、Kubernetes を使ったCI/CDに利用可能なマネージドサービスがあります。
本セッションでは、Kubernetes や他のプラットフォームの安定したCI/CDパイプラインを構築するために、どのようにデプロイし、設定し、Jenkins / GCP のマネージドサービスを活用するかをご紹介します。
NTTデータAgileプロフェッショナルセンタ主任 高見将則 (@takamii228)
社内の複数のプロジェクトに対して、サービスを高速にリリースするための開発基盤の提供及びCI/CD環境の構築・運用支援に従事している。
とあるWebサービスの開発案件において、AWSとJenkinsを活用したCI/CDパイプラインを構築し、1日にほぼ10回リリースを実現しました。サービス開始後もリリースを積み重ね、Jenkinsを通じて1年間で約500回近くも商用リリースを実施しています。本セッションではここまで頻繁なリリースを実現するために行ったパイプライン設計やチームビルディング、運用中に発生した問題解決などについてお話します。
また現在はGitLabやJenkinsなどの開発基盤をKubernetesで運用しており、Kuberenetes上でJenkinsをどのように動しているかについてもお話します。
ビズリーチSREチームマネージャー 阪本稔(@sakamoto_desu)
SREチームでJenkinsの運用とマネジメントを担当。前職ではオンプレミス+Winodwsが中心のJenkins環境だったが現在はAWS中心に。
Jenkinsを運用できる人材は足りていますか?CI/CD、DevOps、SREなど開発を取り巻く環境が進化していく中で、Jenkinsは重要性を増しています。Jenkinsおじさん=Jenkinsエキスパートを育てる方法をSREのエッセンスを取り入れつつお話しさせて頂きます。
株式会社セガゲームス 開発技術部 ビルドエンジニア 粉川 貴至(@Kokawa_Takashi)
CEDECなどのカンファレンスでゲーム開発でのJenkins活用などをしばしば話しています。
Jenkinsで自動化を行った際に、動作させるインスタンスのパフォーマンス監視などを分析ツール(Elasticsearch,Splunk)を用いて行うメリットを紹介します。手元のPCでの簡単なデモもお見せできればと思います。
Takeshi Takizawa さん
morihayaさん (@morihaya55)
Masayoshi Sakamotoさん
yoshitaka shirakoさん (@y0shirak0)
Shoji Shirotori さん (@irotoris)
日本Jenkinsユーザ会(https://jenkins.jp/juc2018/)
法政大学情報科学部
オープンソース活用研究所
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