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スマートフォンは、世界人口の半数以上をインターネットで相互に接続しました。IoTでインターネットにつながるデバイスは、300億個とも、10兆個とも言われています。
このように、ヒトやモノがネットワークで直接つながり、地域や時間、移動といった様々な制約を超えてデータをやり取りすることができるようになりました。
このような時代の変化は「デジタル革命(デジタル・トランスフォーメーション) 」と呼ばれています。
このような中、「ID」「アイデンティティ」の管理や、その「認証」の重要性は飛躍的に高まっています。
デジタルマーケティングでは、ネット上でお客様を識別し、最適な「カスタマーエクスペリエンス」を提供する必要があります。
APIエコノミーではリクエストの正当性を確認する必要がありますし、IoTでもデバイスの正当性を確認する必要があります。
一方、企業に対する不正アクセスの脅威は高まる一方です。
「標的型攻撃」や「パスワードリスト攻撃」などによる被害は、日々メディアを賑わせています。
また、大手教育機関の事件を例にあげるまでもなく、内部不正による情報漏えいは企業に大きな被害をもたらしますが、その対策が難しいという側面もあります。
このようなリスクに対応するための、全てのベースとなるのが「認証」や「ID管理」であり、その意味でも「認証」や「ID管理」の重要性は高まっています。
企業は今、デジタル革命に対応するために、改めて認証やID管理を検討する必要があります。
また、不正アクセスや内部不正の脅威に対応するためにも、認証やID管理を見直す必要があります。
本セミナーでは、このような時代背景の中で、認証やID管理の最新動向をお伝えするとともに、「攻め」と「守り」の両面から「認証」「ID管理」を考えます。
マジセミ代表 寺田雄一
株式会社シグマクシス デジタルフォースシェルパ ディレクター 井上 誠
FIDO(Fast IDentity Online)とは、パスワードを使わない認証方式を提供する標準仕様です。
Google、Microsoft等大手IT企業、SAMSUNG等デバイスメーカー、VISAやMasterCard等クレジットカード会社などが参加する、FIDO Allianceで仕様を策定しています。
日本でもNTTドコモなどが参加し、同社のスマートフォンに搭載されています。また、Windows10にも搭載されており、最近ではLINEやみずほ銀行も採用を決めるなど、普及しつつあります。
本講演では、FIDOの紹介と、その最新動向や活用事例、今後の普及の見通しなどについて解説します。
株式会社オージス総研 サービス事業本部 テミストラクトソリューション部 マネジャー 認証技術グループ 上席アーキテクト 八幡 孝
デジタルビジネスの取り組みを進める上で、クラウドサービスの活用、Web API技術の活用は欠かせません。
情報は組織のネットワークの内にも外にも配置され、内からも外からもアクセスされるようになり、それに適応できるアクセス管理の技術が必要となります。
本講演ではアイデンティティによるアクセス管理の考え方について解説します。
GMOグローバルサイン株式会社 SKUID事業部 マーケティング&アライアンスdiv.パートナーエグゼクティブ 沼尻 孝信
かもめエンジニアリング株式会社 代表取締役 潮村 剛
シングルサインオン・ID管理の機能をクラウドサービスとして提供する「IDaaS」、昨年あたりから日本においても導入が拡がっています。
GMOグローバルサインは、IDaaSである「SKUID」を基本機能無料でリリースしており、従来必要性は感じつつも価格面から対策ができなかった中小企業を中心に、リリース後半年で700社以上に導入されています。
また、「パスワードは社内に保管したい」といった理由でIDaaSの導入に消極的な大手企業にとっても、従来のオンプレ型シングルサインオン・ID管理製品とIDaaSを組み合わせるハイブリッド型への拡張が注目されております。
本講演では、SKUIDの概要とビジネスプランの紹介と、大手企業でのハイブリット活用方法について解説します。
(講演者調整中)
認証やID管理の重要性は20年ほど前から叫ばれていますが、その重要性はますます高まっており、企業の内部統制監査においても重要な確認事項となっています。
本講演では、監査法人から見た、ユーザー認証、アクセス管理、ユーザーID管理、特権ID管理のポイントを解説します。
(本講演は調整中であり、内容が変更になる可能性があります。)
サイオステクノロジー株式会社 技術部 マネージャー 小野 剛
サイオステクノロジーでは長年に渡り数多くのID統合管理システムの導入をお手伝いしてきました。
今回のセミナーでは、これまでの経験をもとに、ID統合管理システムの導入を成功させるために計画から導入までに何を行うのか、どのようなことに注意し導入を進めていけばよいかをご紹介いたします。
株式会社アシスト 東日本技術本部 システム基盤技術統括部 技術3部 主任 笹沼 武士
情報漏洩インシデントにおけるデータ窃取の手段として特権IDが不正に利用されつづけています。クラウド環境のビジネス利用が急増するなか、特権IDによる対策範囲や内容の見直しが急務となっています。本セッションでは、ハイブリッド環境での特権IDとして有効な4つの策、「申請・承認管理」「アクセス管理」「パスワード管理」「証跡(ログ)管理」の具体的方法を解説します。
株式会社オージス総研
GMOグローバルサイン株式会社
かもめエンジニアリング株式会社
サイオステクノロジー株式会社
株式会社アシスト
株式会社シグマクシス
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